メークで遅刻、カンペ告白…小倉智昭氏、豊田議員に「対応が間違ってる」

[ 2017年9月19日 11:00 ]

小倉智昭キャスター
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 小倉智昭キャスター(70)が19日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月〜金曜前8・00)に生出演。元秘書への暴言・暴行疑惑で自民党を離党した豊田真由子衆院議員(埼玉4区)が支援者向けの会合を行った後、騒動後初の会見を行ったことを受け、コメントした。

 豊田議員の会見のVTRを見た小倉キャスターは「選挙も近いって話がありますからね。この会見がどのように影響するのか」とコメント。会見の現場に立ち会った同局の山中章子アナウンサー(31)は「段取りが悪い」とバッサリ。「そもそも政治生命にとって何よりも大事。きょうから出発だという時に数分遅刻してきている。そんな大事な日に遅刻するかなと。(会見も)開始が45分遅れたんですが、関係者から『今、豊田はメークをしているので遅れます』とアナウンスがあった。普通、こういうことって言わない。本当でも隠す部分」と続け、「コミュニケーションが秘書、スタッフと取れていないのか」とあきれ顔を見せた。

 そんな様子に、小倉キャスターは「側近という側近は彼女にはいないんじゃないのかね。会見で『泣いてはいけないとカンペに書いてある』とそこまで言わなくてもいいことまで言ってましたから」と苦笑いを浮かべた。さらに「彼女に対して、なんでここまで厳しいのかという思う方もおいでかもしれないけど」と切り出し、「現職の国会議員であって刑事告訴されているという現実もある。今まで説明責任を果たしてこなかった」とピシャリ。「素晴らしい経歴で今まで順風満帆で来て、大変な挫折感だと思います。政治を志した人が何が何でも自分がやりたいことがあるというのであれば、皆さんに説明する必要あるし、これから立候補するのも自由だと思う」としつつも、「生涯、政治家として続けていきたいのであれば、対応が間違っているとは思います」と斬り捨てた。

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2017年9月19日のニュース