杏 TBS「世界遺産」8代目ナレーター 出産直前に新レギュラー番組

[ 2017年9月19日 06:00 ]

生き生きとナレーションに臨む杏
Photo By 提供写真

 女優の杏(31)が10月からTBSの長寿番組「世界遺産」(日曜後6・00)でナレーションを務めることになった。1996年に始まった番組史上8代目のナレーターで、女性は深津絵里(44)に続いて2人目。第3子を10月中旬に出産予定とあって、世界遺産の話は胎教にも良さそうだ。

 妊娠後は仕事をセーブしていたが、出産直前になって新レギュラー番組が決まった。初収録に臨んだのは8月30日。やさしい声で吹き込み「主役はあくまで世界遺産なので、あまり邪魔にならないように、かつ、魅力を引き出せるようにナレーションを心掛けました」と感想を語った。

 「主役は世界遺産」の言葉通り、収録時はゆったりした服装で、自身の大きなおなかが目立たないようにしていたという。

 大の歴史好きの「歴女」に加え「ママ」でもあるということで今回、白羽の矢が立った。堤慶太プロデューサーは「世界遺産、特に文化遺産は世界各地の歴史や文化と深く関わっているので、読書好きで歴史好きな杏さんなら、分かりやすく伝える素地を持っていると思いました」と起用理由を説明。また、ファミリー層を中心に番組を見てもらうため「若いお母さんでもある杏さんにお願いした」と話した。

 杏はパリコレに出演していたモデル時代、パリのノートルダム大聖堂の前をよく通ったという。ペルーのマチュ・ピチュを訪れたいといい「なかなか行けない世界遺産もあるので、映像を通して体験できるのは凄く幸せ。自分も行った気分になり、ナレーションしていて楽しかった」とうれしそうだった。

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2017年9月19日のニュース