高畑淳子 主演舞台顔寄せで「思うところはありますが、恥ずかしいことはひとつもない」

[ 2017年9月5日 15:00 ]

舞台「土佐堀川」の顔寄せに参加した高畑淳子
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 女優の高畑淳子(62)が主演する舞台「土佐堀川 近代ニッポン―女性を花咲かせた女 広岡浅子の生涯」(10月4〜28日、東京・シアタークリエ)の稽古初日の顔寄せが5日、都内のスタジオで行われた。

 8月23日に行われた同作の製作発表では、強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕(不起訴処分)された長男の高畑裕太(23)に関する質問をしようとしたリポーターの口をふさぎ「お察しください」と話していた高畑。この日は取材陣との質疑応答もなく、「思うところはいろいろありますが、恥ずかしいことはひとつもないという思いで、お客さまに喜んでもらえるよう前を向いてお芝居をつくっていきたい。みなさん、お力をお貸しください」と訴えた。

 舞台は、NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」の原案にもなった実業家・広岡浅子の半生を描く。高畑はドラマの主演が波瑠(26)だったため、「はるが来た」とタイトルを間違え自ら爆笑したが「波瑠さんが半年かけてやったことを、私たちは3時間でやります。その代わり、若い頃は目をつぶってください」とジョーク交じりに意欲を語った。

 当初同公演は、藤山直美(58)と高畑が主演の「ええから加減」の予定だったが、藤山が乳がんの治療で休養に入ったため、そのままのスタッフ、キャストで演目を変更。藤山からの「高畑淳子さんをはじめとする皆さんがお客さまの心に届く楽しい舞台をつくられることを信じてやみません」というメッセージを南野陽子(50)が代読すると、高畑は「胸が熱くなりました。責任感の強い方なので、さぞや無念であろうと思う。藤山さん、京都から念だけを送って、私たちに任せてください」と決意をにじませていた。

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2017年9月5日のニュース