山田孝之が取締役CIO就任 Eコマース手掛ける会社設立

[ 2017年9月5日 12:14 ]

新会社「ミーアンドスターズ」を設立し、取締役に就任した山田孝之(左)と、社長の佐藤俊介氏
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 俳優の山田孝之(33)が5日、Eコマース事業などを手掛ける新会社「ミーアンドスターズ」を設立し、取締役CIO(チーフ・イノベーション・オフィサー)に就任したことを都内で発表した。

 著名人(スター)が出演してライブ配信で商品を紹介、販売するEコマースを手掛ける企業で、親会社の「トランスコスモス」が行っている企業向けの支援サービスを一般消費者に特化させた形。同社取締役の佐藤俊介氏(39)が社長兼CEOを務め、山田はスターや商品の選定を担い、今冬から提供を始める予定という。

 今年6月に佐藤氏と出会い、「ビジネスに興味があったわけではなく、何か面白いことができそうだと思った。映画やドラマでいえば、キャスティングプロデューサーのようなもの。0から1を一緒にできる楽しさがあるし、ミーに当たるファンの人たちも面白がってくれると思う」と説明。既に友人の俳優ら数人に声をかけているそうで、「面白そうだというリアクションをもらっている」と手応えを口にした。

 中でも“目玉商品”となるのが「体験」だそうで、「具体的に言うと、ほかに先にやられちゃうので」と明言は避けたが、「ファンクラブのイベントなどはどうしても対大勢になるが、基本的に1対1が強さになる」とスターとの食事などが候補になっていることを示唆。サービス開始に当たっては、まずは自ら先陣を切る予定で「企画案は30個くらい挙がっていて、中にはふざけんなっていうものもあるが、これが一番というものを決めていきたい」と意欲を見せた。

 取締役として経営にも携わることになるが、「数字や文字は苦手なので任せている。ただ、自分が面白いと思って動き出したら実現するまでは粘り強くやる。勉強は幼少の頃に放棄しているので、頭の中はかなり余裕があるのでいろいろと学んでいきたい」と意欲。本業である俳優との兼ね合いについては、「確かに最近、いろいろなことをやりすぎて時間はなくなっている。でも、来年もドラマと芝居が3本確定しているので俳優です、一応」と苦笑いしていた。

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2017年9月5日のニュース