TOKIO松岡が遠山の金さん!松方弘樹さんとの“不思議な縁”に「鳥肌」

[ 2017年8月29日 05:30 ]

 TOKIOの松岡昌宏(40)が、TBSドラマ特別企画「名奉行!遠山の金四郎」(9月25日後8・00)で遠山の金さんを演じることになり、このほど京都市内の東映京都撮影所で、桜吹雪の入れ墨を見せ悪人を裁く「お白州」の撮影に挑んだ。

 もろ肌脱いでの名場面に4キロの筋力アップで臨んだ。この撮影に向け気持ちをつくるため「一度も祇園に出てない」と、京都での楽しみでもある花街も封印したという。

 中村梅之助さん、松方弘樹さん、杉良太郎(73)、高橋英樹(73)…。そうそうたる時代劇スターが演じてきた遠山の金さん。小さいころから時代劇が大好きだっただけに出演依頼に「ウソだろ?」と声を上げたという。特に94年に初の時代劇「大忠臣蔵」で共演した松方さんとの“不思議な縁”が自身と金さんを結びつけたと信じている。

 今年1月に松方さんが亡くなった直後。関係者の計らいもあり、松方さんが長年本拠地にしていた同撮影所にあった常設の楽屋へ足を運んだところ出演依頼が届いた。「正直、鳥肌ものでした。(松方さんに)引っ張ってもらったのかな」と振り返った。

 40歳の節目の年に巡ってきた大役。「僕、前厄なんですよね。でも昔、森光子さんに“厄年は役年といって役者にはいいのよ”って言われたことを思い出した。時代劇が少なくなった今、絶えさせないためにも僕らが頑張らないと」と使命感さえ漂わせていた。

 ▽遠山の金さん 江戸時代後期に実在した江戸町奉行・遠山金四郎景元をモデルにした時代劇。50年から始まった片岡千恵蔵さんの映画シリーズ「いれずみ判官」をきっかけにテレビ各局で制作。テレビ朝日では中村梅之助さん、杉良太郎、高橋英樹、松方弘樹さん、松平健主演でドラマシリーズが制作され、TBSでは「江戸を斬る」で西郷輝彦、里見浩太朗が演じてきた。

続きを表示

2017年8月29日のニュース