沢村一樹、テレ東の連ドラ初主演!在京民放キー局“完全制覇”

[ 2017年8月28日 05:30 ]

テレビ東京「ユニバーサル広告社〜あなたの人生、売り込みます!〜」に主演する沢村一樹
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 俳優の沢村一樹(50)が、10月スタートのテレビ東京ドラマ「ユニバーサル広告社〜あなたの人生、売り込みます!」(金曜後8・00)に主演する。同局の連ドラに主演するのは初。これにより在京民放キー局の連ドラ主演を制覇することになった。

 弱小広告会社のコピーライターが主役の人情ドラマ。沢村が演じる杉山は、かつて一流広告代理店の売れっ子だったものの、独立が思い通りにいかず、弱小の「ユニバーサル広告社」に拾われ、港町の寂れたシャッター商店街で街の人々の依頼に日々奮闘していく。

 原作は直木賞作家荻原浩氏の「ユニバーサル広告社」シリーズの「花のさくら通り」。沢村主演で同シリーズの「なかよし小鳩組」が単発ドラマ化され、昨年12月に放送。これが好評で、今回の連ドラ化につながった。

 脚本は沢村がヒロインの父役を務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」を手掛ける岡田惠和氏が担当。「ひよっこ」後の最初の作品で再び沢村とタッグ。岡田氏は沢村を「真っすぐで繊細で気取りがなく、美しい演技をする」と評価しており、「何度でも仕事がしたい、書きたい、沢村さんとの仕事、とても楽しみです」と話している。

 沢村の連ドラ初主演は09年のTBS「浅見光彦〜最終章〜」だった。“民放主演制覇”に「正直、僕自身は制覇という実感は全くありません」と笑ったが、「(俳優を)20年コツコツとやってきた中で、周りのスタッフや今回の脚本の岡田さんはじめ、支えてくださった方々との出会い、テレビの前で応援してくださった方々のおかげだと思っています」と感謝している。

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2017年8月28日のニュース