ミス日本ファイナリストに18歳東大生 原点はウジ虫研究

[ 2017年8月26日 05:30 ]

エアバイオリンを披露する岡部七子さん
Photo By スポニチ

 「第50回ミス日本コンテスト2018」の東日本地区大会が25日に都内で行われた。書類選考を通過した22人が洋服・水着審査でアピール。野田夏希さん(22)、霜野莉沙さん(19)、岡部七子さん(18)、山田麗美さん(19)、高橋茉莉さん(20)の5人が来年の本選出場を決めた。

 通過者最年少で東大理科2類1年の岡部さんは、医薬品の開発者になるのが目標。その原点はハエの幼虫、ウジ虫の研究だといい「顕微鏡でのぞくと光がキラキラと反射してきれいなんです」と表情をほころばせた。

 トウモロコシにわいたウジ虫の生命力に興味を持ち、高校で観察に没頭。昨年、世界中の高校生が集まる米国の国際学会に日本代表として参加し、ショウジョウバエの幼虫が持つ抗菌物質についての研究成果を英語でプレゼンした実績を持つ。98年度の和田淑子さんに続く東大生のグランプリ獲得へ「美しく知性あふれる女性を目指したい」と目を輝かせた。

 慶大文学部3年の高橋さんは、アナウンサー志望。昨年の「ミス慶応コンテスト」のファイナリスト6人の1人に勝ち残ったが、運営する広告学研究会による不祥事が発生。「結果が出る前に中止になってしまった」と不完全燃焼の思いを明かし「今回しっかり内面と外面の美を磨き上げ、フィナーレに向けて精進したい」と晴れ舞台へ意気込んだ。

 本選は来年1月15日に開催。「羽ばたく行動美人」をテーマに、選び抜かれたファイナリストからグランプリと各賞受賞者が選出される。

続きを表示

2017年8月26日のニュース