AKBからも参戦!?テレ朝・新オーディション番組 敗者の成長にも注目

[ 2017年8月18日 05:30 ]

テレビ朝日「ラストアイドル」制作発表会見に臨んだ(左から)相澤瑠香、長月翠、小澤愛実、間島和奏、吉崎綾、安田愛里、山田まひろ、司会の伊集院光
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 今月12日にスタートしたテレビ朝日の新オーディション番組「ラストアイドル」(土曜深夜0・05)が劇的な展開を見せている。同局の林雄一郎プロデューサーは、その見どころについて「勝者の成長ストーリーだけではなく、敗者の成長ストーリーもある」と語った。

 番組初回には、オーディションに応募した4932人の中から選ばれた暫定メンバー7人が出演した。

 毎回、新たな挑戦者が現れ、7人のうち1人を指名。パフォーマンス対決を行い、挑戦者が勝てばメンバー入れ替えとなる。

 初回は挑戦者として青森のご当地アイドル「りんご娘」の王林(19)が登場し、暫定メンバー7人のうち最年少の小澤愛実(14)を指名した。19日の放送では2人のパフォーマンス対決が行われ、審査結果が明らかになる。

 林氏は「想像以上にこのオーディションのシステムが機能し、女の子たちの喜怒哀楽が激しいと感じた。人間はプライズ(賞)を得ようという気持ちも強いが、既に得ているものを失いたくないという気持ちも強い。そんな人間の生の姿が見られる」と語る。

 実は、出演者はパフォーマンス対決で負けたら終わりではない。敗れた人のために「セカンドユニット」が用意されている。ファーストユニット(メンバー7人)のように12月にデビューできるわけではないが、本人が希望して参加すれば再びアイドルへの道を模索することができる。

 林氏は「オーディションに落ちた人が、その後に売れたという話はよくある。敗れた人たちが再び頑張り成長していく姿も追っていきたい。実際に収録を始めてみると、負けた子のその後の成長が半端ない。セカンドユニットの練習に来る姿を見たら、凄く印象が変わっていた。あの年頃の子は1週間で成長するのだと思う」と明かす。

 もちろん、暫定メンバー7人も毎回挑戦者と戦って勝ち抜いていくことで成長する。

 林氏は「7人はどんどん強くなっていく。毎回、勝った負けたの戦いがあり、その後また7人で練習する。そこにはいろんな思いが錯綜(さくそう)するだろう。友情も芽生え、結束力も増す。12月のデビューまでに最強のアイドルができるのでは」と期待する。

 秋元康氏が総合プロデュースするだけにAKB48グループからの挑戦者の有無もとりざたされている。

 林氏は「可能性はある。挑戦者をお待ちしています」と話した。

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