藤井四段、通算１０４８勝の白鵬を祝福「努力の重み感じます」

１２日の大相撲名古屋場所４日目、白鵬（左）に直筆の扇子をプレゼントする藤井四段
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　藤井四段が通算１０４８勝の新記録を樹立した白鵬を祝福した。母親の裕子さん（４７）を通じて「おめでとうございます。気の遠くなるような勝ち星の数に日々の努力の重みを感じます。これからも心より応援します」との談話を出した。

　愛知県瀬戸市在住の藤井は、名古屋場所４日目を観戦。白鵬と対面し「達心志」と書いた扇子を贈り「気迫を肌で感じたので、将棋に生かせるよう頑張りたい」と語った。

　白鵬も「弟分ができた。またゼロから挑戦して自分の記録を塗り替えてほしい」とエールを返していた。藤井は相撲好きで、小学校の卒業文集では「将棋界の横綱になりたい」と宣言している。