上西議員 サッカーの私見で“炎上”も「言わなくていいことも言う、これが政治家の資質」

[ 2017年7月18日 08:47 ]

上西小百合衆議院議員
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 衆院議員の上西小百合氏(34=無所属)が18日放送の日本テレビ系「スッキリ」(月〜金曜前8・00)にVTRで出演。自身のツイッターにつづったサッカーについての私見をめぐり、SNS上で現役選手をも巻き込んだ騒動に発展したことについて説明した。

 上西議員は15日に埼玉スタジアムで行われた浦和とドルトムント(ドイツ)の国際親善試合で浦和が2―3と逆転負けを喫した後に「浦和酷い負けかた。親善試合は遊びなのかな」と唐突にツイート。これに対し、Jリーグ各クラブのサポーターを中心とするサッカーファンや現役選手から怒りのリプが相次ぎ“炎上”する事態となっていた。

 自身はドルトムントファンで15日の親善試合も「見に行くはずだった」と明かした上西議員。「本当に遊びと思っているわけじゃなく表現の一つ。ドルトムントは主力を出さずに日本側が負けたことに対して『まあちょっとひどいんじゃないの?』っていうことをいわせていただいた。本当に感想です。皆さんが仰るような」と説明。主力選手を出さなかったことを「遊び」と表現したという。

 炎上したことにより誹謗中傷も多く寄せられ「ブスとか豚もありましたけど、どうしてこんなに誹謗中傷されるのかとカチンと来ました」と苦言。発言をエスカレートさせたのは、誹謗中傷する一部の人へ向けたものだと主張した。

 リポーターから炎上商法ではないかとツッコまれると「私の心はカチンと来て燃え上がってましたけど、こんなことで炎上して絶対得はない」と言い放った。

 上西議員の一連のつぶやきで最も反応が多かったのは「サッカーの応援しているだけのくせに、なんかやった気になってるのムカつく。他人に自分の人生乗っけてんじゃねえよ」という16日のツイート。

 これについて「人生を懸けているサポーターの人は多いが」と投げかけられると「それを盾にして相手を誹謗中傷することはいただけないと思ったので。私は政治家なので、言いたいことも言いたくないことも、言わなくていいことも言う、これが政治家の資質だと思っているんですね。何でも言う。そういうことをしないから逆に今の政治は閉塞感がすごいわけなんですね」と自身の信条を明かし、政治における昨今の風潮にまで言及した。

 上西議員を直撃したVTR明け、MCを務める「極楽とんぼ」の加藤浩次(48)は「意味わかんない」「これちょっと意味わからなすぎるよ」と困惑していた。

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2017年7月18日のニュース