再起を懸けるNOBU 故郷・宮崎で誓い「今年こそ紅白を」

[ 2017年7月17日 05:30 ]

宮崎県の青島ビーチパークで新曲発売記念ライブを行ったNOBU
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 再起を懸けるシンガー・ソングライターのNOBU(29)が16日、地元宮崎県の青島ビーチパーク(宮崎市)で新曲「いま、太陽に向かって咲く花」の発売記念ライブを行った。メジャー復帰作となる4年ぶりのシングル。故郷で「今年こそ紅白歌合戦を勝ち取れるよう頑張ります」と力強く宣言した。

 ビーチサイドの特設会場で、青空に何度も拳を突き上げた。ハスキーな歌声で、地道に頑張る人に向けた応援歌の「いま…」を披露した。水着姿の親子も肩を揺らしてライブを楽しみ、NOBUは「最高のビーチで最高の青空。さらに思いが歌に乗る」と喜んだ。

 12年にデビューするも、鳴かず飛ばずでレコード会社との契約が2年で終了。それからは1人で全国を回って歌う日々で、自らイベント関係者と交渉してライブ活動を続けてきた。今春に音楽関係者の目に留まり、再起のチャンスを手にした。

 CD発売日の12日、うれしい出来事があった。親友である横浜F・マリノスのMF斎藤学(27)が、天皇杯3回戦の対沼津で今季初ゴール。2得点でチームをベスト16に導き、NOBUは「勇気をもらいました」と感激した。「いま…」は12年発売のアルバムに収録した曲のリメークで、斎藤は当時から自身を奮起させる時に聴いていたという。

 曲をリメークするにあたり、NOBUは詞を書き加えた。♪誰かじゃないの あなた自身の その花を今咲かせよう――。「学くんには来年のロシアW杯でゴールを決めてほしい。僕は紅白歌合戦に出たい。互いの花を咲かせられたら」と共闘を誓った。

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2017年7月17日のニュース