フジ日9「いきもの係」EDダンスに反響 渡部篤郎も躍動 恋ダンスに続く?

[ 2017年7月16日 15:30 ]

「警視庁いきもの係」のエンディングでダンスを披露する(左から)橋本環奈、渡部篤郎、横山だいすけ、長谷川朝晴
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 俳優の渡部篤郎(49)が主演、女優の橋本環奈(18)がテレビドラマ初ヒロインを務めるフジテレビ「警視庁いきもの係」(日曜後9・00)のエンディング(ED)ダンスが反響を呼んでいる。ドラマは9日にスタートし、ダンスの同局公式動画(1分39秒)は1週間で再生回数47万回を突破し、50万回間近(16日午後3時現在)。男性7人組「超特急」による主題歌「My Buddy」(26日発売)に乗り、クールなイメージが強い渡部もノリノリで踊っている。“いきものダンス”が、ブームを巻き起こしたTBS「逃げるは恥だが役に立つ」(昨年10月期)の“恋ダンス”に続くか、注目される。

 「警視庁いきもの係」の初回平均視聴率は8・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。フジの日曜午後9時のドラマ枠「日9」は昨年4月に3年ぶりに復活してから苦戦続きだったが、6作目の今回、日9復活後、最高の出足をマークした。

 警視庁総務部総務課・動植物管理係、通称・いきもの係(架空の部署)の鬼警部補・須藤友三(渡部)と新米巡査・薄圭子(橋本)が、動物の生態を基に事件解決に奔走する異色のコメディーミステリー。原作は、映画「名探偵コナン から紅の恋歌」(今年4月公開)の脚本なども手掛けた作家・大倉崇裕氏の「小鳥を愛した容疑者」「蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係」「ペンギンを愛した容疑者 警視庁いきもの係」「クジャクを愛した容疑者 警視庁いきもの係」。謎解きパートが巧みに描かれ、渡部と橋本の凸凹コンビの掛け合いも好評。エンディングに待っていたのはダンスだった。

 リズミカルなナンバー「My Buddy」が流れる中、オールキャスト、動物の着ぐるみ、エキストラが登場。特に、アイドルグループ「Rev.from DVL」出身の橋本や、劇団四季出身でNHK Eテレの11代目「うたのお兄さん」を卒業して今回ドラマ初出演になる横山だいすけ(34)がキレのある動きを披露する。公式動画50秒あたりで(演出上?)ダンスを嫌がる渡部も、最後は満面の笑みで参加している。

 人気アニメ「けものフレンズ」とコラボレーションしたことも話題になった埼玉・東武動物公園でロケ。全員のスケジュールが合うのが1日しかなく、梅雨時期で心配されたが、天候に恵まれた。振付は「超特急」のステージング・演出などで知られるU★G(ユージー)氏が担当した。

 SNS上には「渡部さんが照れながら踊っているのが、かわいい」「流行りのEDダンスには惑わされねーぞと思いつつ踊る篤郎さんにメチャクチャときめいて不覚」などと特に渡部への反響が相次いだ。超特急のユースケ(21)もブログで「まさか、いきものダンスを渡部篤郎さんや橋本環奈さん含め、たくさんの出演者の皆さんに踊っていただけるなんて…うれしいですね」と喜んでいる。

 ドラマEDのダンスと言えば「逃げ恥」の“恋ダンス”(曲は星野源「恋」)が社会現象に。今年1月期の日本テレビ「スーパーサラリーマン左江内氏」の“左江内ダンス”(曲は三代目J Soul Brothers「HAPPY」)も話題になった。

 既に成功例があるだけに、ダンスには手を出しにくいと思われるが、今回は果敢なチャレンジが成功。インターネット上には「幼稚園で使ってみたい」「娘、登園前に猛特訓。保育園から帰宅後も開口一番『だいすけお兄さんのダンスやる!』と張り切って鬼リピ」などの声があり、親子や子供から火がつくか。

 第2話のメインアニマルはペンギン。映画「カーズ2」(後7・00〜9・04)のため、10分遅れの午後9時10分スタートとなる。

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