永六輔さん一周忌 黒柳徹子語った“うどんすきの思い出”

[ 2017年7月9日 05:30 ]

故永六輔さんの一周忌イベントに出席した黒柳徹子とさだまさし
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 昨年7月7日に肺炎のため亡くなった故永六輔さん(享年83)の一周忌イベントが8日、都内で行われた。

 1960年代のNHKの看板番組「夢であいましょう」などで60年以上の親交がある黒柳徹子(83)は、「2人でご飯を食べたことはあまりない。一度京都でご一緒して“うどんすき?”と聞かれた。うどんは好きじゃないけど、うどんすきならいろいろ入ってるからと思って行ったら素うどんが出てきた」と思い出を披露。お金のない20代はよく番組出演者で集まっていたといい「中華料理を食べたとき、お金がないから“エビチリ1人2匹ね”と言ったら、渥美清さんが“いつか金持ちになって、数えなくていいようにしてやるよ”と言った。でも永さんは“お金がいっぱいあっても、食べきれないのは寂しい。これでいいんだよ”とおっしゃった」と、人柄をしのんだ。

 終盤、さだまさし(65)ら出演者と「見上げてごらん夜の星を」を合唱すると、感極まって涙を拭った。

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