KinKi20周年目前…堂本剛 突発性難聴で入院、生出演欠席

[ 2017年6月29日 05:30 ]

テレ東音楽祭2017
Photo By 提供写真

 KinKi Kidsの堂本剛(38)が左耳の突発性難聴のため入院していることが28日、明らかになった。この日、生出演する予定だったテレビ東京「テレ東音楽祭2017」を欠席。1人で出演した堂本光一(38)が番組内で報告した。

 ジャニーズ事務所によると、剛は今月20日ごろから「左耳の調子が悪い。聞こえにくい」などと不調を訴え通院。「突発性難聴」と診断された。前日27日の夕方ごろ、大事を取って都内の病院に入院した。入院期間は1週間程度になる見込みという。

 関係者によると、左耳は聞こえにくいが、日常生活には支障がない状態。光一は「元気は元気なんですけど、歌うのもままならない」と説明した。

 剛は来月1日に放送される日本テレビの音楽番組「THE MUSIC DAY」の出演も見合わせ、光一が1人で出演予定。同局ドラマ「ぼくらの勇気 未満都市2017」(同21日)の撮影にも影響が出ている。

 KinKi Kidsは同21日にデビュー20周年を迎える。同15、16日に横浜スタジアムで行われる記念コンサートは出演する予定という。

 この日の番組で、光一は“代役”のTOKIO長瀬智也(38)と「全部だきしめて」「フラワー」を歌った。

▼医療ジャーナリストで医師森田豊氏 突発性難聴とは、耳の奥にある内耳に異常が生じ、片方の耳がほとんど、もしくは全く聞こえなくなる病気。耳鳴りやめまい、吐き気を伴うケースもある。原因は不明で、ウイルス感染や内耳への血流不良、精神的ストレスなどが考えられている。50〜60歳代に多いが、年齢、性別に関係なく起こる。

 基本的に1〜2週間入院し、点滴治療や心身の安静が必要となる。完治する人は約3分の1。発症後48時間はゴールデンアワーと呼ばれ、その時間内に治療を開始すると、治る確率は高くなる。

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2017年6月29日のニュース