工藤静香ソロ３０周年記念アルバム８・３０発売　全編オリジナル

デビュー３０周年記念アルバムの制作に入った工藤静香
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　歌手の工藤静香（４７）がソロデビュー３０周年記念アルバムを８月３０日に発売することになった。

　１９８７年８月３１日に「禁断のテレパシー」でソロデビューしてから丸３０年を迎える記念日。これまでに４２作のシングル曲を発表し、計１１作がオリコンチャート１位を記録しているが、用意したのはベスト盤ではなく、全編書き下ろしのオリジナルアルバム。現在、都内のスタジオで制作に入っており、静香は「応援してきてくれた人たちへの感謝の気持ちを示すためにも、全てゼロから作った曲で構成したかった」と思いを明かした。

　まだ全容は確定していないものの、持ち前の力強い歌声の真骨頂であるロックナンバーで全編構成する予定。歌手の玉置浩二（５８）がミディアムテンポの大人っぽい曲を、Ｂ’ｚのギタリスト松本孝弘（５６）がジャズっぽい味わいもある曲をと、２人のビッグネームが既に書き下ろしている。

　「お二人に熱烈なオファーをしました。３０年歌ってきた今の私が歌いたいと思っていた曲を作っていただき、これからも素敵な歌をしっかり歌っていきたいと改めて思いました」と静香。３０周年に「継続は力なり、の言葉の意味をしみじみと感じます。決して自分ひとりでは続けられない。ファンやスタッフ、出会った全ての人に感謝し、今後も努力して歌い続けていきたい」と話した。