渡辺謙「西郷どん」で17年ぶり大河!島津斉彬役「恩返しさせてもらう機会」

[ 2017年6月27日 11:35 ]

渡辺謙
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 俳優の渡辺謙(57)が来年のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」(日曜後8・00)に島津斉彬役で出演することが27日、発表された。大河出演は2001年「北条時宗」以来17年ぶり。1987年に主演した「独眼竜政宗」が大ヒットした渡辺は「俳優として基礎を育てていただいた大河ドラマに恩返しさせてもらう機会を頂きました」と張り切っており、注目される。

 渡辺の大河ドラマ出演は84年「山河燃ゆ」、87年「独眼竜政宗」、93〜94年「炎立つ 第一部・第三部」、01年「北条時宗」に続き、5作目。

 「西郷どん」は鈴木亮平(34)が西郷隆盛を演じる大河57作目。渡辺演じる島津斉彬は島津家第28代当主。聡明で卓越した知識を持ち、壮大な政治哲学で時代を牽引したカリスマ。貧しい下級武士の西郷に、気骨と類まれなる才能を見出し大抜擢の登用をする。西郷生涯の師であり、その遺志を抱き続ける”偉大なる父”。

 渡辺は「俳優として基礎を育てていただいた大河ドラマに恩返しさせてもらう機会を頂きました。鹿児島で絶大な人気を持つ斉彬公ですが、彼の苦悩、無念、希望、勇気、さまさまな思いを感じながら生きていこうと思っております」と意気込んでいる。

 制作統括の櫻井賢氏は「主人公に最も大きな影響を与える島津斉彬役は、かつて大河ドラマの主演を務め、海外に活躍の場を広げられている渡辺謙さんです。西郷の生涯を生き抜く鈴木亮平さんが、俳優として、西郷どんとして、その大きな背中を追いかけ、大いにぶつかり合い、撮影現場に虚実ない交ぜの“師弟関係”が生まれ、大河ドラマ『西郷どん』に力強いエネルギーがあふれ出すことを期待しています」と話している。

 青木崇高(37)が島津久光役、戸田菜穂(43)が斉彬の側室・喜久役、徳井優(57)が斉彬の側近・山田為久役を演じることも発表された。

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2017年6月27日のニュース