海老蔵、気丈に舞台 悲しみ感じさせず「静かだなあ〜きょうは」

[ 2017年6月23日 13:05 ]

小林麻央さん死去

市川海老蔵
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 乳がんで闘病中だったフリーアナウンサー、小林麻央(こばやし・まお、本名・堀越麻央=ほりこし・まお)さんが22日に死去したことが報じられた23日、夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)は、東京・渋谷で上演中の自主公演「ABKAI2017〜石川五右衛門 外伝〜」に出演。悲しみを乗り越え、気丈に座長を務めた。

 昼公演へ向かう直前に更新したブログでは「いってきます」と自身を奮い立たせるようにつづっていた海老蔵。開幕は正午。観客によると、麻央さんの訃報を知る観客の雰囲気を察知したかのように、一幕目では客席に降り「静かだなあ〜、きょうは」とつぶやく場面もあったという。その後も通常通りに公演は続き、ラストの祭りの場面では明るく踊って締めくくるなど、プライベートでの悲しみをみじんも感じさせず、舞台をまっとうした。

 拍手の中、カーテンコールは4回行われたが、麻央さんに関して言及することはなかった。

 愛妻の死去から一夜明けたこの日朝、ブログで「今日明日と二回公演のあと千穐楽…疲労はかなり出てきてますが、兎にも角にも全てを乗り越えて、日々に感謝しながら過ごしたいとおもいます」と記し、舞台に立つ強い決意を表明。その後も「どんな事があろうと、舞台」とつづっていた。

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2017年6月23日のニュース