フジテレビ新社長内定の宮内氏 視聴率の回復はまず「会社、社員の士気を高める」

[ 2017年6月16日 15:49 ]

フジテレビの新社長に内定している宮内正喜氏
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 フジテレビの新社長に内定している宮内正喜社長(現BSフジ社長・73)が16日、東京・台場の同局で会見を行い、「私の使命は業績を上げる、その一点につきる」と意気込みを語った。

 宮内新社長は「私の放送人生50年、今年は自分としては放送人生集大成の年」とあいさつ。「私の使命は業績を上げる一点につきる。“変えることによって変わっていく”をキーワードに改革を進めていかなければならない。そのターニングポイントに立って、社長就任する」と決意を新たにした。

 低迷している視聴率の回復については「会社、社員の士気を高めること。そのあとでタイムテーブルを考えていくという順番になると思う」と話した。

 同局では亀山千広社長(60)が退任し、日枝久会長(79)の退任も内定。トップ2人が刷新される。フジの低迷について日枝氏の功罪、番組作りについても忖度があったのでは?という質問には「そういう番組企画について忖度があったと感じたことはございません」と否定した。日枝氏から社長就任について何か言葉があったか問われると「今の惨状をすぐに回復してくれ」と託されたことを明かしていた。

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