「冬彦」誕生の影に野際さん助言 東国原氏「クリエイターでもあられた」

[ 2017年6月16日 14:12 ]

東国原英夫氏
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 元衆院議員の東国原英夫氏(59)が16日放送のフジテレビ「バイキング」(月〜金曜前11・55)に出演。13日に肺腺がんのため亡くなった女優の野際陽子さん(享年81)の代表作の1つでもあったTBSのドラマ「ずっとあなたが好きだった」の秘話を語った。

 野際さんの訃報に際し、東国原氏は「ずいぶん前なんですけど、冬彦さんシリーズで共演させていただきまして」と告白。東国原は「ずっと…」の続編にあたる「誰にも言えない」に出演していたといい、共演者からは「出てたの!?本当に!?」「ハゲ彦さんで?」などと驚く声が上がった。

 「ずっと…」では、俳優の佐野史郎(62)演じる狂気をはらんだマザコン夫「冬彦さん」が強烈なインパクトを与え、ドラマのヒットを後押し。東国原は「冬彦さんっていうキャラクターをお作りになったのは、佐野さんと実は野際さんなんですよね」と野際さんも生みの親の1人だったことを明かした。「もともと台本にはあまりなかったんですよ。それがだんだんですね、(野際さんと佐野が)こっちのほうがいいねなんてキャラクターが出来上がっていった。だからクリエイターでもあられる。本当にびっくりしました」と野際さんの多才さに驚がくした思い出を語り、その死を悼んだ。

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