海老蔵 子供たちの出演は気まぐれ?「浴衣は用意しています」麻央は「見ないです」

[ 2017年6月9日 16:23 ]

第4回自主公演「ABKAI2017 石川五右衛門 外伝」囲み取材に応じる市川海老蔵
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 歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)の第4回自主公演「ABKAI2017 石川五右衛門外伝」(9〜25日)の公開舞台げいこが9日、東京・渋谷Bunkamuraシアターコクーンで行われた。公開げいこ後、海老蔵のほか、中村壱太郎(26)、市川右團次(53)、ジャニーズ事務所の中山優馬(23)、俳優の前野朋哉(31)や山本純大(44)が取材に応じた。

 海老蔵自ら企画・製作を手掛けるABKAIは「伝統の継承と新時代の歌舞伎の創造」をテーマに2013年初演。4回目の今回は、大泥棒の石川五右衛門を題材にした新作「石川五右衛門外伝」が上演される。海老蔵は「新しいお客様が多いのかな、若いお客さんも多いのかな、初めて見る方も多いのかなと推測している。内容もわかりやすく、テンポ良く、お祭り感のある内容にしていきたい。初めて見る方には見やすい作品になったなと思う」と仕上がりに自信。歌舞伎以外の役者陣とのコラボに、右團次も「我々は職業的なものになっているのを純粋無垢な精神に戻してもらえるというのがある。いい化学反応が起きるといいなと思う。面白いミスマッチのマッチみたいな、新しい世界ができるといい」と期待を寄せた。

 同作に、長女・麗禾(れいか)ちゃん(5)と長男・勸玄(かんげん)くん(4)が通行人役で出演することをブログで明かした海老蔵。公開げいこでは登壇はなかったが、「きょうの夜来るかもしれないし、明日の昼に来るかもしれないし…。1回ぐらい来るんじゃないかと」とはぐらかし、「間違いなく来るとは思う、見には来るので。そしたら出たいと言うと思う」と話した。今回の出演は2人が「五右衛門が大好き」ということで実現したといい、「どこでやるの?」「家の近くの渋谷だよ!」「じゃあ、行く」ってトントン拍子に決まったという。いつ登場するかは、子どもたちの気まぐれのようだが、「来なかった時の落胆ぶりのほうが大きいかも」と苦笑しつつも、「せがれや娘と一緒に通れれば。一応、浴衣は用意しています。ABKAIは歩くだけなので」と父として期待を膨らませた。

 今回の出演に関して、乳がん闘病中の妻の小林麻央(34)にはビデオなどで見せるか?との質問もあったが、「これは見ないです」と話した。勸玄くんは東京・歌舞伎座での「七月大歌舞伎」の夜の部「駄右衛門花御所異聞」で、史上最年少の宙乗りに挑戦することも決定。「ちょっと形をつけないといけない。稽古をちょっとずつしてます」とこちらのほうは稽古を始めていることも明かした。

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