「水玉れっぷう隊」のアキ 喫煙経験ないのに禁煙セラピーPR役に抜てき

[ 2017年5月31日 18:30 ]

自らが表紙の帯に映った「禁煙セラピー」を手にする水玉れっぷう隊・アキ
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 吉本新喜劇で人気者になっている漫才コンビ「水玉れっぷう隊」のアキ(47)が、世界的ベストセラー「禁煙セラピー」(KKロングセラーズ)のPR役を務める表紙の帯にこのほど抜てきされた。

「世界禁煙デー」の31日、大阪市内で理由を直接聞いたところ、返ってきたのは意外な答えで…。

 同書は元々、1日100本以上吸うヘビースモーカーだったイギリスのアレン・カー氏が、喫煙をやめた実体験を元に執筆。35カ国語以上に翻訳され、日本でも「読むだけで絶対やめられる」の副題をうたい文句に1986年に発売され、瞬く間に大ヒット。国内だけでもこれまで185万部を売り上げている。事務所の先輩である「ダウンタウン」松本人志(53)や今田耕司(51)も参考にして、禁煙を実現したのも有名だ。

 そんな作品の帯に「禁煙したいって?この本読めば“いいよぉ〜”」と、新喜劇でおなじみの決めぜりふが印刷されている。さぞや、凄い禁煙の逸話が評価されて…と思って質問したところ、返ってきた答えは「実は喫煙経験はありません」とのこと。では、一体なぜこの本に?「僕も、理由がよくわからんのですよ。新喜劇でやる地上げ屋や借金取り役から、たばこを吸ってるイメージがあるからでしょうか…」。会って即、本人も首をひねって苦笑いするが、こちらもぼう然だ。

 アキが表紙に映ったバージョンは25日に店頭に並び始め、東京や大阪など大都市の大型書店にも目立つ場所に並べられている。出版にかかわった関係者は今回の抜てきについて、新喜劇を中心に今やなくてはならない人気者になってきたことはもちろんのこと、子供が生まれて父親になってから、たばこに対する明確な行動を起こしていたことを理由に挙げる。

 2005年に結婚し、08年に長女が誕生。それ以前は芸人仲間も含めて周囲が吸っていてもまったく気にならなかったが、「家族が出来て、子供にもよくない」と思考回路が180度反転。今では歩きたばこを見かけたら「あかんやろ」と注意し、飲食店でも喫煙が認められている場所と分かればすぐに出るようになったという。

 小学校低学年時代に兄とともに「誰に勧められても、これは吸ってはあかんねん!」と、ヘビースモーカーだった父親から、なぜか一括された。「怖い父親だったしね」。これがトラウマになったのが、その後、たばこに手を出さなかった一番の理由だそうだ。  もちろん、禁煙も大事だが、健康全般に対する意識も高く、それは愛妻からの影響が大きいという。普段の生活から食事の栄養面を気にかけてくれているが、それをアキ自身が徹底するように「10年後の健康は今で決まる!はい、10回連呼して!!」と厳しい“しつけ”も受けているという。その甲斐あってか、体重は今も高校生時代からスタントマンを経て今に至るまで30年近く63、64キロをキープできている。

 普段から朝食は野菜やフルーツのみ、毎月末には時に2〜3日に及ぶ断食を敢行するなど、食生活面では厳しい習慣を自らに課している。「付き合いでお酒を飲む機会も多いから、それ以外の時は身体をちゃんとしておくために、やらないといけないことはしないとね」。

 吉本芸人の中でも類い希なる“健康フリーク”であるのは間違いなさそう。自らが掲載された本を手に「芸人もめちゃめち、この本でたばこを止めてるのは事実。みんなも止めたら“いいよぉ〜”」。記者もたばこは吸わないが、長生きのために禁煙について今一度、勉強してみようかな…と思わされた。(窪田 信)

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