LinQ 27日東京公演は集客数8割超でノルマ達成

[ 2017年5月28日 12:55 ]

LinQ東京公演
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 九州、福岡を拠点とするアイドルグループ「LinQ(リンク)」の再開発プロジェクト東京公演「I am LinQ〜奇跡〜」から一夜明けた28日、運営サイドは会場となった東京・中野サンプラザ(カメラ、機材スペースを除いた約2000席)での集客数が8割を超える1600人超だったことを発表した。

 5日の福岡市民会館に続く再開発プロジェクト公演は「アイドルの聖地」と呼ばれる中野サンプラザで行われ、1曲目の「ONE FOR ALL FOR ONE」からスタート。4月28日のレッスン中に右膝前十字じん帯損傷の大ケガを負ったリーダーの天野なつも車いすで登場。ライブ終盤では東京公演のために用意された新曲「I am…」を初披露するなど、アンコールも含め全27曲を熱唱し、3時間にわたる公演は幕を閉じた。

 公演後、副リーダーの原直子は「なっちゃん(天野なつ)のケガもあって、毎週ステージに立って歌って踊っていることが、当たり前ではなく本当に奇跡みたなことなんだなと思いました」と振り返り、山木彩乃も「LinQはまだまだ終わりじゃない。ここからがまたスタート。皆さんの心を動かせるようなグループにしていきたい。期待していてください」とLinQの未来像に思いをはせた。

 LinQの解体・再開発プロジェクトは昨年12月に発表され、全国で戦えるアイドルグループを目指し、現行メンバーでの活動は6月までとし、以降は「LinQ」「新グループ」「ミュージカル集団」の3団体に振り分ける総称「IQ(アイドル九州)プロジェクト」を発足。同プロジェクト推進の条件として、5月5日の福岡市民会館、同27日の中野サンプラザの2公演でそれぞれ8割以上の集客数、さらに同公演でのパフォーマンスなどを総合的に判断。成功と見なされなかった場合は、LinQの再編成にとどまり、新生LinQの選考から漏れたメンバーは引退も含め、自らの道を模索することになる。

 その中で福岡市民会館に続き中野サンプラザでも8割以上の集客に成功し、最低限のミッションはクリア。最終的な成否は近日中に発表され、いずれにせよ、結成6周年を迎えた今年にLinQは生まれ変わることになる。

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