幻覚部分が葉より多い「バッズ」、所持が微量なら不起訴も

[ 2017年5月26日 05:30 ]

元KAT―TUN田中聖容疑者逮捕

 バッズや葉を乾燥させたものが乾燥大麻と呼ばれる。バッズは葉よりも幻覚成分の含有量が高く、違法薬物の鑑定を手掛ける法科学研究センターの雨宮正欣所長は「バッズだけを集めて吸引していたのであれば、大麻のことをよく知っている事情通だ」と説明。田中容疑者が職務質問を受けた現場近くで違法薬物の取引が行われているとの情報もあり、警視庁が入手先を調べている。

 薬物事件に詳しいレイ法律事務所の松田有加弁護士は「起訴されて有罪判決が下された場合、一般的に懲役半年から1年、執行猶予3年程度になることが多い。だが、所持していた量が微量であれば不起訴になる可能性もある」と指摘する。田中容疑者は否認をしているが「1人で車に乗っていて、そこで大麻が見つかれば、所持していたとして疑われてしまう」と話した。

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2017年5月26日のニュース