具志堅用高、比嘉が世界王者ならずなら「ジムやめるつもりだった」

[ 2017年5月25日 19:46 ]

都内で行われた「沖縄めんそーれフェスタ2017 前夜祭」に出席したバービー(左)、具志堅用高
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 元WBA世界ライトフライ級王者でタレントの具志堅用高(61)が25日、都内で行われた「沖縄めんそーれフェスタ2017前夜祭」に出席。20日に愛弟子の比嘉大吾(21=白井・具志堅)がWBC世界フライ級の新王者となったが、具志堅は「世界チャンピオンにならなかったらジムをやめるつもりだった」と明かした。

 比嘉は体重超過で王座剥奪となった前王者ファン・エルナンデス(30=メキシコ)に6回2分58秒にTKO勝ちし、新王者に。具志堅にとっては1994年のジム創設から24年目で初の世界王者が誕生となった。具志堅は「20年かかった。感動が…うれしかったですね。僕はうれしい時にしか泣かない」と改めて勝利の瞬間を振り返り、「ああ、また頑張ろうと思った」と気持ちを新たにした。

 比嘉になにかご褒美はあげたのか問われると「時計をあげましたよ。30万円の」と明かし、「彼は家族に家を建ててあげる夢をもっている」とも。さらに、自分が世界チャンピオンになるのと、育てた選手を王者にするのはどちらが難しいのか聞かれ、「自分でなった方が楽」と苦笑いを浮かべた。

 今年9回目となる「沖縄めんそーれフェスタ」は物産展や沖縄出身アーティストによる生ライブなどを実施。26日から6月4日まで東京・サンシャインシティにて開催される。イベントにはお笑いコンビ・フォーリンラブのバービー(33)も出席し、具志堅がおすすめする沖縄グルメに舌鼓を打った。

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2017年5月25日のニュース