ディーン7・15福島凱旋ライブ 初全国流通3カ国語CDも発売

[ 2017年5月23日 05:30 ]

初のシングルを発売するディーン・フジオカ
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 俳優で歌手のディーン・フジオカ(36)が、生まれ故郷の福島県で凱旋ライブを行うことが決まった。7月15日に須賀川市文化センター大ホールで開催する。同月は12、13日に東京、27、28日に大阪での公演が決定していたが、ディーンが「福島に行きたい」と強く希望して実現した。

 ディーンは須賀川市で生まれ、幼少期を過ごした。その後千葉に移住するも、中学生の頃までは頻繁に福島を訪れていた。高校卒業後は海外で生活をしており、東日本大震災が発生した11年は日本でのブレーク前。台湾を中心にアジア圏で活動していたが、震災を機に「故郷のために何ができるのか」と自問自答するようになった。

 ライブは故郷への恩返しのひとつ。その中でディーンが楽しみにしているのは、子供たちとの触れ合いだ。どのような形になるか未定だが、「未来を築いていく子供たちと接点を深く持ちたい」と望んでいる。

 海外で暮らした半生。その経験を子供たちに自分の言葉で伝えたい。海外で暮らす中で学んだこと、海外から見た日本、世界で生きていく上で必要不可欠なこと…。そうした言葉が「子供たち自身の気づき」を起こし、「今はまだない未来の故郷の形につながっていくことを心から願ってます」と話している。

 初めて全国流通のCDが発売されることも決定した。シングル「Permanent Vacation/Unchained Melody」で、7月5日に発売。主演映画「結婚」(6月24日公開)の主題歌、出演中のテレビ朝日の情報番組「サタデーステーション」のテーマ曲など4曲を収録。日本語詞の曲のほか英語詞と中国語詞の曲もあり、マルチリンガルのディーンらしさを生かした1枚となる。

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