チュート福田 徳井とのコンビ内格差に絶望 メールで「俺は、死にたい」

[ 2017年5月22日 11:55 ]

お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実(左)と福田充徳
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 お笑いコンビ「チュートリアル」が21日放送の読売テレビ「八方・陣内・方正の黄金列伝」(日曜後4・25)に出演。福田充徳(41)が、相方・徳井義実(42)とのコンビ内格差に苦悩して酒におぼれ、「死にたい」とまで思いつめた過去を明かした。

 06年の「M−1グランプリ」で優勝。知名度が一気に上がり、全国ネットの番組への出演が急増したが、しばらく結果が残せず迷う日々が続いた。しかし、妄想キャラを活かしたトーク力で徳井だけが番組に呼ばれるようになり、ピンでのレギュラー番組も増えていった。その一方で、福田は「何もできず、現実逃避するために酒におぼれた」。仕事で爪痕が残せず「つらくてつらくて」と、毎日意識がなくなるまで酒を飲み続けたという。

 昼間からアルコールに依存する日々。徳井は「これはあかん」と思い、福田にある提案をした。「酒を飲みながら仕事をするキャラでいくならいけ。コンビやし、それに乗っかる。横山やすし師匠みたいに破天荒なキャラでいくならいけ。でもその覚悟がないならやめてくれ」。徳井の思いを知り福田は「ごめん」と謝罪したが、実はその後、福田がマネジャーに悲痛なメッセージを送信。そのメールがマネジャーから徳井に転送され、文面には「俺は、死にたい」とつづられていたという。

 「芸人として何もできず、焦りもあった」と福田。しばらくは、コンビ間でぎくしゃくした関係が続いたが、それでも、11年1月に福田が急性すい炎で緊急入院したことが良化の転機となったという。「当たり前に仕事なんて来ない。それなのに酒飲んで倒れてその(出られる)チャンスを棒に振ってる場合じゃないと思った」と福田。徳井も「来た仕事を一生懸命やろうという(福田の)仕事への考え方も変わって、2人の関係をリセットすることができた」と振り返った。

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