月丘夢路さん死去 95歳…元宝塚スター、日活黄金期支えた女優

[ 2017年5月9日 05:30 ]

女優の月丘夢路さん(2005年11月撮影)
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 宝塚歌劇団出身で、映画やテレビドラマで活躍した女優の月丘夢路(つきおか・ゆめじ、本名井上明子=いのうえ・あきこ)さんが3日午後1時50分、肺炎のため東京都内の病院で死去した。95歳。広島市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は料理研究家の長女井上絵美(いのうえ・えみ)さん。後日、お別れの会を開く予定。

 県立広島高等女学校中退。宝塚少女歌劇団に入り、一躍スターに。1942年、五所平之助監督の映画「新雪」に出演、端麗な美貌で国民的な人気を集めた。大映、松竹と移籍し、「晩春」「長崎の鐘」「君の名は」などに出演した後、日活へ。看板スターとして川島雄三監督「あした来る人」、田中絹代監督「乳房よ永遠なれ」、中平康監督「美徳のよろめき」などに立て続けに主演、日活の黄金時代を支えた。被爆者の手記を基に原爆の悲惨さを訴えた「ひろしま」にも出演した。

 日活がアクション路線に転じたのを機にフリーになり、大ヒットした映画「華麗なる一族」(監督・山本薩夫)や「海峡」などのドラマ、バラエティー番組に数多く出演。舞台でも活躍した。映画「火の鳥」で知り合った井上梅次監督と57年に結婚、おしどり夫婦として知られた。

 ▼大地真央 宝塚、そして女優としても大先輩で、ミュージカル「マイ・フェア・レディ」で共演させていただいた際にはとてもかわいがってくださり、温かく見守ってくださっていた優しい笑顔が忘れられません。演じていらした欧州の女王様そのものの品格と、美しく立ち振る舞われる姿を今でもはっきりと覚えています。

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