中井りか NGTで燃え尽きる!卒業したら引退、普通の人に…

[ 2017年5月7日 11:52 ]

艶やかな衣装でポーズを決めるNGT48・中井りか
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 ヒット中のNGT48のデビューシングル「青春時計」でセンターを務めているのが中井りか(19)だ。元NMB48の渡辺美優紀(23)に憧れてアイドルを志望。活動開始後、興味のないファンを振り向かせる、みるきーのような「釣り師」ぶりで心をわしづかみにした。歌手や女優を目指すメンバーが多い中で「卒業したら芸能活動をやめます」と宣言。NGTで完全燃焼する覚悟だ。

 ――センターが板についてきましたね!?

 「最初の頃は自分の持ち味を出せなくて悩んでいたんですけど、最近はセンターにいる自分に自信を持てるようになってきました」

 ――自分の何が評価されてセンターに選ばれたのだと思いますか?

 「できるだけファンの近くで、ありのままの自分でいたいと、いつも思っています。私は怒ったり泣いたり、感情が出やすいんです。アイドルはいつもニコニコしているイメージがあるけれど、そうじゃなくてもいいと思いました」

 ――感情をあらわにするのは恥ずかしくない?

 「ないです!むしろ、見てほしい。悔し涙も、うれし涙も共有できるのがファンだと思います。涙を隠して笑顔でいてもファンには分かってしまう。ならば、出した方がいい。人間味のあるアイドルでいたいです」

 ――アイドルになったのはなぜ?

 「幼稚園の頃からアイドルが好きでした。AKBでは板野友美さん、小嶋陽菜さんを応援させていただいていたんですけど、NMBの“絶滅黒髪少女”(2011年7月発売のシングル)で渡辺美優紀さんがセンターで踊っているのを見て凄くひかれました。そこから美優紀さん一本です」

 ――みるきーと会ったことは?

 「割と連絡を取っていて、2人で映画を見に行ったこともあります。昨年7月の美優紀さんの卒業コンサートの前に“SHOW ROOM(インターネットの動画配信サービス)”で、死んでも見に行きたいと土下座したんですけど、そのことを美優紀さんが知ってくれて、可愛がってもらっています」

 ――アドバイスをもらった?

 「“センターなんでしょ!?頑張ってね”と言われました。“不安なんです”と打ち明けたら“りかちゃんはりかちゃんだから選ばれたので、りかちゃんらしくやればいいんだよ”と言っていただいて、その言葉が自分の中で響きました」

 ――みるきーと同じように「釣り師」と呼ばれていますよね?

 「ファンの人たちに喜んでもらえることを考えていたら、そう呼ばれるようになりました。自分が尊敬する人と同じなので、うれしいです」

 ――今後どんなメンバーになりたいですか?

 「センターに立ち続けたいとは思いません。たとえ3列目の端にいても、ファンの人に“あの子を見ていたい”と思ってもらえるようなアイドルになりたい。他のメンバーのファンには“りかちゃんのファンは楽しそうだよね”と言ってもらいたいです」

 ――ソロでもやってみたい?

 「やってみたい!メンバーといる時とは違う自分を出せると思うんですよ。今年1月、NGTが単独コンサートをやらせていただいた時、美優紀さんのソロ曲の“わるきー”を歌わせていただいて、凄く楽しかった。ソロは1人でお客さん全員を魅了しなくちゃいけないんですけど、私はその切羽詰まった状況が好きです」

 ――NGTを卒業してもソロでアイドルを続ける?

 「卒業したらアイドルじゃなくなります。芸能活動をやめます」

 ――卒業したら引退するということ?

 「やめます。普通の人に戻ります」

 ――歌手や女優になろうという気持ちは?

 「そういうのは全くないです。もしかすると、今後、年を重ねていくうちに変わっていく部分があるのかもしれないけれど、今はここで全力で頑張りたいという気持ちしかありません」

 ――NGTでアイドルとして燃え尽きる?

 「そうです。ここをステップとして何かになろうとは考えていません。ここで一生懸命やりたいです!」

 ◆中井 りか(なかい・りか)1997年(平9)8月23日生まれの19歳。富山県出身。2015年7月、NGTの1期生オーディションに合格。昨年1月、新潟市の専用劇場の初日公演に出演。同11月発売のAKBのシングル「ハイテンション」で初選抜入り。今年1月、NGTの初単独コンサートで、デビューシングルのセンターを務めることが発表された。愛称・りかちゃん、りか姫。

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