森山良子 いとこ・かまやつさんとの最後の思い出「笑いながらバカ言い合いながら過ごせた」

[ 2017年5月2日 18:39 ]

「ムッシュかまやつお別れの会」後、取材に応じる森山良子
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 膵臓(すいぞう)がんのため3月1日に死去した歌手のムッシュかまやつ(本名釜萢弘=かまやつ・ひろし)さん(享年78)の別れの会が2日、都内のホテルで営まれ、1000人が参列した。

 かまやつさんのいとこで歌手の森山良子(69)は「こんなに盛大にやっていただいて、良かったと天国で思っているのではないかと思います」とかまやつさんに思いをはせた。

 最後に伝えたい言葉は?と聞かれると「本当にありがとうという気持ちでいっぱいです」と笑顔。ムッシュさんは数カ月森山宅に身を寄せて闘病していたが、「かけがえのない数カ月を過ごせた。笑いながらバカ言い合いながら過ごせた。ありがたかったです」とかみ締めるように語った。

 かまやつさんの最愛の夫人も2月末に他界。かまやつさんは先にがんが判明した夫人を献身的に看護していた。ショックの大きさを考慮して訃報は知らされなかったが「一緒に旅立ったのでは」と話していた。

 会では森山は「ムッシュさんはご飯食べに行くときも大きな声で口ずさんでいた」という曲「マック・ザ・ナイフ」を披露。「今日はムッシュと一緒に歌おうと思います」と語り、天国のかまやつさんに歌を捧げた。

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2017年5月2日のニュース