高樹被告 大麻使用理由は更年期障害、親知らずの抜歯の痛み

[ 2017年4月28日 06:30 ]

有罪判決後、記者団の取材に応じた高樹沙耶被告
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 【高樹被告に聞く】

 ――今回、裁判で大麻を使用したと証言しているが、これは自身が進めてきた医療用大麻の使用に適合する状況だったのか

 「そうですね。私よりも森山氏の方が狭心症で死の宣告をされておりましたので、彼が終末医療に自分で進めている大麻を使いたいということで、それを認めました。私も更年期障害であるとか、親知らずの抜歯の後の痛みとか、使用するということをいたしました」

 ――親知らずを抜いた後の痛みや更年期障害という部分で苦労されている人は多いと思う。それが医療的な意味合いでの大麻の使用と結びつかないが、どう思うか

 「これはまだ日本の中では麻薬と言われておりまして、ご理解いただけないのは当然だと思っておりますし、そういう専門的な話はまた後日、別の機会にお願いしたいと思います」

 ――否定していた所持に関して認定されたことについてどう思うか

 「それは認識の違い。私のものではないというのは、私の認識の中では事実。ただ私の名義の家でございますので、これは裁判官の方がそういう考え方だったのだなということは思っております」

 ――この判決は不服か

 「いえ、やはり現行法がございますので不服はございません」

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