海老蔵「麻央のそばに」体調悪化に心配尽きず、自ら会見終了

[ 2017年4月11日 05:30 ]

自主公演「ABKAI2017 石川五右衛門 外伝」の製作発表を行った市川海老蔵
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 歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が10日、都内で、自主公演「ABKAI2017 石川五右衛門 外伝」(6月9〜25日、東京・渋谷Bunkamuraシアターコクーン)の製作発表を行った。会見後、報道陣に囲まれての取材に応じ、乳がんで闘病中の妻でフリーアナウンサー小林麻央(34)について「調子が悪くてね」と明かした。

 「今日は(麻央が)痛がっていたので、なるべくそばにいたかった」と心配そうな表情。ここ数日、麻央は息切れなどに悩まされているといい、この日は痛みがひどくて母親に「そばにいて」と頼んだことをブログにつづっていた。海老蔵は「会見を1時間くらい遅らせる、ハリウッド俳優みたいなことをしようかとも思った」と、努めて明るく振る舞った。

 「優しいですね」と言葉を掛けられると「いや、しんどいと言ってるのに、そうなの?じゃあ行ってくるね、とは言えないでしょ?手を握って一緒に呼吸を整えたりしたいでしょ?」と、もどかしさからか、少しいら立ったような口調で話す場面もあった。ただ、麻央が来年の3月に長女・麗禾ちゃん(5)の卒園式に着物で出席するのを希望していることに話題が移ると、「目標を持つのは大事なこと」と気を取り直して話した。

 今月12日から23日までは東北と九州での公演が続くため、しばらくは麻央の体調を地方から心配する日が続く。また11月まではほとんど休みなく舞台の仕事が決まっている。「1演目1回と考えると、1年で1000回以上舞台に立っている。自分でもやりすぎ」と苦笑い。少しでも麻央と一緒の時間を持つため、「早く戻ってやりたい。聞き残したことはない?もういいね」と自ら取材を切り上げて会場を後にした。

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