横澤夏子 8割増で話を盛った過去「同窓会はコンプレックスのかたまり」

[ 2017年3月30日 17:26 ]

「文藝芸人」に出席した(左から)辛酸なめ子氏、横澤夏子
Photo By スポニチ

 お笑い芸人の横澤夏子(26)が30日、都内で行われた文春ムック「文藝芸人」発売記念イベントを開催。コラムニストの辛酸なめ子氏(42)を招き、トークを展開した。

 総勢152人のよしもと芸人たちが参加している文芸誌で、横澤はエッセイ「私が同窓会の帰りに泣く理由。」を執筆している。地元で開催される同窓会に出席するたびに「泣きながら帰る」という横澤は「同窓会はコンプレックスのかたまり。友達に対してうらやましいとか劣っているとか、そういう気持ちを文章にしました」と説明した。

 声をかけられないのが嫌で同窓会の幹事をやっているというが、「行ったら行ったで後悔する。カースト制度で、私はこの人より上なのか下なのかを考えて、8割増で話を盛ったりもする。芸人1年目で数千円しか給料ないときに給料40万円ってうそついていました」と暴露。現在は芸人としても人気を集めているが、「全然ちやほやされない。私の地元ではお役所勤めとか、警察官とか、子どもを出産している人が1番なんです」としょんぼりだった。

 そんな横澤のネガティブな文章について、ゲストとして登壇したコラムニストの辛酸なめ子氏(42)は「同窓会をここまで書いていて驚き。この本の中では読みやすかった」と絶賛。エッセイデビューを果たした横澤は「うれしい!」と大喜びだったが、芥川賞を受賞した又吉直樹(36)の名前が出ると「恐れ多い」と恐縮していた。

続きを表示

2017年3月30日のニュース