平野レミ ブレークきっかけはあの大物歌手との勘違い「感謝しないと」

[ 2017年3月28日 21:50 ]

料理研究家でタレントの平野レミ
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 料理愛好家の平野レミ(70)が28日に放送されたフジテレビ「アレがあるから今がある!」に出演。ブレークのきっかけになったある勘違いを口にした。

 当初シャンソン歌手として活動していたもののブレークに至らなかった平野。ある時久米宏(72)が司会のラジオ「ミュージックキャラバン」のアシスタントオーディションに呼ばれ、採用された。だが、実は番組が起用しようとしていたのは辺見 マリ(66)だったという。

 番組は勘違いに気が付いたが、平野のしゃべりが面白かったため降板させることはなかった。久米は当時の平野について「とにかくめちゃくちゃ。放送禁止用語とか知らないし。まったく空気を読まない」と回顧。平野は「辺見マリさんに感謝しないと。間違えてくれたことによって私の人生はぶわーっと変わって」と振り返った。

 番組がきっかけでイラストレーターの和田誠氏(80)と知り合い、出会ってわずか1週間で結婚。和田氏が自宅に渥美清さん、坂本九さん、永六輔さんらを招いた時、振舞った料理が好評だったことで雑誌の料理連載をスタート。その連載を見たNHK「きょうの料理」プロデューサーがオファーを出したという。

 初めての出演でトマトを素手で握りつぶして鍋に投入するという豪快な料理方法を披露し、視聴者からは抗議殺到。プロデューサーからも厳重注意を受けたが、後日平野の気取らない手さばきを褒める投稿が新聞の読者欄に載った。そこから同番組のレギュラーとなり、料理愛好家として現在にまで至ったことが明かされた。

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2017年3月28日のニュース