土屋アンナ勝訴確定 舞台中止の損害賠償 3年半の訴訟に決着

[ 2017年3月10日 09:05 ]

土屋アンナ
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 歌手の土屋アンナ(32)が主演舞台の稽古に参加せず公演が中止になったとして、舞台監督の甲斐智陽氏(65)が約3000万円の損害賠償を求めた訴訟は、上告期限の9日までに甲斐氏側が上告せず土屋側の勝訴が確定した。13年10月に東京地裁で裁判が始まって約3年半、泥沼訴訟がようやく決着した。

 東京高裁は2月22日、土屋側を勝訴とした一審判決を支持し、甲斐氏側の控訴を棄却。一審は、甲斐氏がユーチューブに公開した歌「ANNA」で名誉を傷つけられたとして損害賠償を求めた訴訟でも名誉毀損(きそん)を認め、土屋側のダブル勝訴となった。甲斐氏は控訴審判決の直後、上告する構えを見せていたが、代理人と判決文を精査し、上告を見送った。

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2017年3月10日のニュース