葵わかな 朝ドラ「わろてんか」ヒロイン起用の理由「伸びしろ大きく肝が据わっている」

[ 2017年3月9日 17:30 ]

NHK連続テレビ小説「わろてんか」ヒロインを務める葵わかな
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 女優の葵わかな(18)が10月2日スタートのNHK連続テレビ小説「わろてんか」(月〜土曜前8・00)のヒロインに決まったことを9日、同局が発表した。

 今作では、明治後期に京都の老舗薬種問屋の長女に生まれ、夫と共に寄席経営を始めて大阪を“笑いの都”に変えていく天真爛漫な主人公・藤岡てんの17歳から50歳前後までを演じる。

 吉本興業創業者・吉本せいさんの人生がモデルとされるヒロインを演じるにあたり、関西弁や上方のお笑いへの理解というハードルが待ち受ける。吉本新喜劇を東京で鑑賞した際のお気に入りに、「お名前が分からないんですけど、チンピラの格好をしてギターでボケる方が好き」と松浦真也(40)を挙げ、ベタな笑いへの愛着を示した。関西弁は、父親が滋賀県出身で家庭内では聞き慣れた方言。後藤高久チーフ・プロデューサー(CP、51)によると、既に違和感ない程度に話せているという。

 後藤CPは、葵をヒロインに抜てきした理由を「この先の伸びしろの大きさを感じた。動じず、肝が据わっている」と説明。「コメディーは彼女にとって新たな挑戦になるが、何でも吸収できる度量の広さがある。最後にはツッコミもでき、クランクアップには漫才も披露できるくらいになっていて欲しい」と、コメディエンヌとしての才能開花に期待していた。

 同作は10月2日から来年3月31日まで、全151回放送される。

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