新実彰平アナ　カンテレ新夕方の顔に！在阪局初平成生まれ初ＭＣ

２７日スタートのＫＴＶ「みんなのニュース　報道ランナー」の新キャスターに抜てきされた新実彰平アナウンサー（Ｃ）カンテレ
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　関西テレビは８日、新番組「みんなのニュース　報道ランナー」（月〜金曜後４・４７〜７・００）を２７日からスタートすると発表した。１５年３月末に始まった同時間帯の「みんなのニュース　ワンダー」を一新。メインキャスターには平成元年生まれで、入社６年目の新実彰平アナウンサー（２７）を起用する。

　平成生まれのＭＣは在阪局で初めて。新実アナは京大法学部卒で、大学時代は野球部に所属し捕手を務めていた。関西学生野球連盟の１１年春季リーグ戦で首位打者とベストナインを獲得。４年時は３学年下の田中英祐投手（現ロッテ）とバッテリーを組んでいた“文武両道”アナだ。

　同局夕方ニュースのＭＣ起用でこれまでの最年少記録はフリーに転身した山本浩之アナ（５４）が１９９１年に「ＦＮＮアタック６００」で抜てきされた時の２９歳で、これも更新。本人も「いつかはやりたいと思っていた仕事でしたが、自分がイメージしていたよりもかなり早くその時が来た印象でした」とさすがに驚いたよう。

　同時間帯は読売テレビ「かんさい情報ネット　ｔｅｎ．」、ＭＢＳ「ＶＯＩＣＥ」、ＡＢＣ「キャスト」など在阪民放各局が制作するニュース番組が並んでおり、日々、視聴者獲得で火花を散らしている。自身の持ち味を「よく落ちついていると言われる」と評する新実アナ。「まだまだ経験不足ですが、熱意と気持ちでなんとかカバーしていきたい」と冷静なコメントの中に、関西の夕方ニュース戦争を勝ち抜く決意をにじませた。

　◆新実　彰平（にいみ・しょうへい）１９８９年（平元）４月１０日、京都市生まれの２７歳。洛星中・高を経て京大法学部卒。１２年４月に関西テレビ入社。アナウンサーとしては現在「みんなのニュース　ワンダー」の月・火曜のフィールドキャスターを担当。２０１６年に２６歳の史上最年少で「第３２回ＦＮＳアナウンス大賞最優秀賞」を受賞。