TOKIO長瀬「空飛ぶタイヤ」主演 池井戸作品初の映画化

[ 2017年3月6日 05:30 ]

長瀬智也が主演する映画「空飛ぶタイヤ」の原作書影
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 TOKIOの長瀬智也(38)が、映画「空飛ぶタイヤ」に主演し、巨大企業に立ち向かう熱血社長を演じる。原作は「半沢直樹」「下町ロケット」などで人気の作家、池井戸潤氏のベストセラー小説。池井戸作品の初めての映画化となる。

 長瀬が演じるのは運送会社社長の赤松徳郎。ある日トラックの脱輪事故が起き、信用を失った同社は倒産寸前に追い込まれる。事故原因は整備不良とされたが、赤松はトラックの構造に欠陥があると考えて調査に乗り出す。たどり着いたのは、製造元の自動車会社のリコール隠し。会社や社員、家族、そして自らの正義のため、自動車会社に戦いを挑む。

 赤松は諦めず、負けず、何度でも立ち上がる男。池井戸氏の作品に欠かせない正義の男という役どころで、長瀬は「社会へ勇敢に立ち向かう役を頂き、とても光栄に思います。僕はいつも通り本気でやるだけです」と意気込んでいる。

 池井戸氏は「頑張れ、赤松!そう心から応援できる映画になることを期待しています」とエールを送っている。監督は「超高速!参勤交代」の本木克英氏。来年公開。

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2017年3月6日のニュース