大阪維新の会 堺市長選に清水健元アナの擁立を検討

[ 2017年2月23日 12:39 ]

 10月の任期満了に伴う堺市長選に、政治団体「大阪維新の会」(代表・松井一郎大阪府知事)が元読売テレビアナウンサーの清水健氏(40)の擁立を検討していることが23日、関係者への取材で分かった。竹山修身市長(66)も3選を目指して出馬する意向で、清水氏が出馬に踏み切れば現職との対決構図となる。

 大阪維新は2013年の前回市長選でも清水氏に出馬要請したが、断られ、別の新人を擁立し竹山氏に敗れた。清水氏は堺市出身で、夕方の情報番組のメインキャスターなどを担当。今年1月末に退社した。

 清水氏は15年2月に妻を乳がんで亡くし、1年9カ月の結婚生活と妻の闘病をつづった著書を出版。がん撲滅を目指す基金を設立、講演活動を続けている。堺市長選出馬を含め、政治家に転身する可能性については取材に「講演をすることが今の僕の全てだ」と述べるにとどめている。(共同)

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2017年2月23日のニュース