ピアニスト内田光子が2度目グラミー賞 坂本龍一は受賞逃す

[ 2017年2月14日 05:30 ]

ピアニストの内田光子
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 米音楽界最高の栄誉とされる第59回グラミー賞が12日(日本時間13日)、ロサンゼルスで発表され、ピアニスト内田光子(68)がソプラノ歌手ドロテア・レシュマンと共演したアルバム「シューマン リーダークライス他」で最優秀クラシック・ソロボーカル賞を受賞した。

 内田のグラミー賞受賞は2度目。昨年は指揮者の小澤征爾氏(81)が最優秀オペラ録音部門で受賞しており、日本のクラシック界で2年連続の快挙達成となった。

 内田は静岡県出身。ピアニストとして国内外での第一級の活躍で知られ、長年ロンドンを拠点に活動している。

 音楽家の坂本龍一(65)も、レオナルド・ディカプリオ(42)主演の映画「レヴェナント 蘇えりし者」の音楽で最優秀サウンドトラック作曲賞にノミネートされていたが、受賞を逃した。

 年間最優秀レコード賞、同アルバム賞、同楽曲賞の主要3部門は英人気歌手アデル(28)が受賞し、5冠に輝いた。

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2017年2月14日のニュース