加藤浩次 キビシー環境のVTRに「真剣にやると笑いにもなるんだな」

[ 2017年2月11日 18:42 ]

フジテレビ金曜プレミアム「キビシー!」番組収録後に囲み取材に応じた加藤浩次
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(47)が11日、都内のスタジオで自身がMCを務めるフジテレビのバラエティー番組「金曜プレミアム『キビシー!』」(3月3日後7・57)の収録後に報道陣の取材に応じた。

 日本各地で過酷な修行やつらい練習など、超キビシー生活を送る人たちに密着するバラエティー。収録を終え、加藤は「面白かったですね。いい番組だったな」としみじみ。「見ていただいたら感じるものがあると思う。視聴率がどうあれ続けてほしい。続けることによって、見ていただけるとも思う」とスタッフに懇願するも「(収録が)良かったなと思う時ほど、意外に数字がこない。そういうことは多々ある。業界あるある」と苦笑いを浮かべた。

 番組で取り上げられた中でも一番印象に残ったのは早稲田大学応援部のVTRだったといい、「真剣にやると笑いにもなるんだなと。神と呼ばれる団長のキャラクターも面白い」と感心しきり。さまざまなキビシー環境の中で頑張る人たちに「簡単に楽して成功とかをつかもうとはしていない。真剣に向き合って、やりたいことをやっている。そういう人に向き合うには厳しい先生とか教官は必要なんだなと思う」とし、最近はほめて伸ばす風潮もあるが「個人的な意見にはなりますけど、褒めるだけっていうのは、自分が嫌われたくないんだなって思う。もしかしてそこまで愛情がない場合があるのかなとも思う」と続けた。

 キャリアも年齢も重ね、最近はあまり怒られていないという加藤。「過去を振り返っても、しっかりと僕を怒ってくれた人は愛情がありましたね。その時はチクショーって思ってましたけど。殺してやろうと思ってました」と苦笑。最後に怒られたのは加藤がMCを務める日本テレビの朝の情報番組「スッキリ!!」(月〜金前8・00)で共演していたテリー伊藤(67)だったとし、「なんであそこで振らないんだよ!って。尺なかったんですよって。それが最後かな。それが一番最近です」と笑った。

 番組には、MCの加藤のほか、俳優の哀川翔(55)、美容家でタレントのIKKO(55)、タレントの菊地亜美(26)、お笑いコンビ「サバンナ」の高橋茂雄(41)、タレントの三田寛子(51)、女優の吉本実憂(20)が出演。進行は同局の西山喜久恵アナウンサー(47)を務める。

続きを表示

2017年2月11日のニュース