ピコ太郎、不遇の時代支えてくれた談志師匠に感謝「誰に何言われてもやり続けろと」

[ 2017年2月3日 22:26 ]

立川談志さん(右)とピコ太郎
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 「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」が大ヒットしたピコ太郎(自称53)が、3日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金曜後8・57)に出演。不遇の時代にネタを認めてくれたのが落語家・立川談志さん(享年75)だったと明かした。

 ピコ太郎のプロデューサーを務める古坂大魔王(43)。1992年に「底ぬけAIR―LINE」のメンバーとして人気バラエティー「ボキャブラ天国」に出演するなどしたが、番組が終了すると仕事が激減。その後「PPAP」の原点ともいえるテクノ調のリズムネタを編み出すも、鳴かず飛ばずの時代を過ごした。

 ネタの面白さ順にランキングを付けるお笑い番組では、スタッフらにリズムネタの変更を求められるも拒否。意地になってネタを披露したが10組中9位と惨敗する。打ちひしがれている古坂に声を掛けたのが談志師匠だった。「パッとやってパッと終わる感じがイリュージョンだった。誰もやっていないってことはお前の才能なんだ。誰に何を言われてもやり続けろ」とアドバイスを送られたという。

 「人の評価はいいから“自分がいいって言ったらいいんだよ”って思い込め。な、やめんな。俺はお前のよさは分かんねえよ。でもそれがいいんじゃねえか」という師匠の言葉を支えにお笑いを続けたという古坂。世界的ヒットとなったPPAPを生み出すきっかけを与えてくれた師匠に感謝した。

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2017年2月3日のニュース