審査方法に疑問の声集中 紅白への意見集計「厳しい」が78%

[ 2017年2月2日 05:30 ]

優勝旗を受け取る有村架純。紅組の勝利で幕を閉じた昨年の紅白歌合戦だったが…
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 昨年大みそかのNHK「紅白歌合戦」に対する意見を集計した結果、厳しい意見が78%に達したことが1日、NHKの公式ホームページで公表された「視聴者対応報告」で分かった。厳しい意見の多くは、紅組が勝利した審査方法に対する声だったという。

 同報告によると、12月31日の放送開始時から今年1月6日までに電話やメールで寄せられた視聴者の意見などを集計。計6098件のうち、「好評意見」510件、「厳しい意見」4724件、「その他の意見」188件、「問い合わせ」676件。「視聴者審査で白組の票が多かったのに負けたので視聴者の投票に意味がないように感じた」「審査方法が複雑過ぎる」など審査方法に対する声が多かった。厳しい意見は一昨年の前回が2177件で、今回は2.16倍の増加。「今回は、審査に対して2700件を超える厳しい声が寄せられたことが要因の一つ」としている。

 シン・ゴジラの企画について「災害のような映像を出すのはやめた方が良かった」などの意見もあった。

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2017年2月2日のニュース