辻本茂雄 芸能生活「30周年記念ツアー」開催 爆笑ネタで全国行脚

[ 2017年1月31日 16:26 ]

芸能生活30周年記念会見に臨んだ辻本茂雄
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 吉本新喜劇の座長・辻本茂雄(52)が「絆で30周年記念ツアー」を開催することが31日、発表された。09年にスタートした人気キャラクター「茂造(じいさん)」のルーツを紐解くシリーズに改良を加えての公演「茂造の絆」を4月25日〜5月8日まで京都の「よしもと祇園花月」で開催。その後、5月27日の熊本を皮切りに全国15カ所以上を京都・祇園花月とは違った爆笑ネタで行脚する。

 辻本はプロの競輪選手を目指し、和歌山北高時代には全国大会に出場するなど活躍していたが、両足のヒザ下の腫瘍で断念。お笑いの世界を志した。1986年にNSC(吉本総合芸能学院)に入学。お笑いコンビ「三角公園USA」を結成したが89年10月に解散し、吉本新喜劇入りした。特長あるアゴでいじられるキャラクターだったが、ツッコミの面白さを評価され、99年に座長に就任。その後、ハチャメチャで元気な老人「茂造」で老若男女問わず、幅広い層で人気者となった。

 「頑張ったら、違う夢でも叶えることができるということ」と芸能生活30年を振り返り、「祇園での“茂造の絆”は必ず笑って泣いて帰れる内容。お芝居だけで2時間です。自信あります。全国ツアーは笑い、笑いで。なんばグランド花月でも1週間やります」と意気込んでいる。

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2017年1月31日のニュース