波瑠 「あさが来た」以来のNHK主演作「キレイで怖いドラマだ」

[ 2017年1月5日 15:53 ]

NHK ドラマ10「お母さん、娘をやめていいですか?」完成試写会に出席した波瑠
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 女優の波瑠(25)が5日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた主演ドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」(13日スタート、総合、金曜後10・00)に共演の斉藤由貴(50)、柳楽優弥(26)らと出席した。

 まるで親友であり、恋人のようだった母娘が1人の男が現れたことによって2人の関係が大きく変化する…母と娘のバトルをサスペンスフルに描くホームドラマ。波瑠は斉藤演じる想像もしない行動に出る母から逃れようとする娘・美月を演じる。

 波瑠が同局の連続ドラマに主演するのはヒロインを演じ、大ブームを巻き起こした連続テレビ小説「あさが来た」(15年後期)以来となる。同作はNHK名古屋放送局での制作で、昨年9月〜12月にかけて名古屋近郊などで撮影された。

 撮影を振り返り、「凄くハラハラするドラマだなと思っていた。(演じていても)苦しかった」という波瑠。一足早く作品を見て「思っていたより怖い、より怖く出来上がっている。その怖さを斉藤さんの美しさが助長せていて、キレイで怖いドラマだなと。キレイ、美しいということが毒のように感じる怖さが全体的に散りばめられている」と仕上がりに自信を見せた。そんなまるでストーカーのような“怖い”母を演じた斉藤は「怖い怖いお母さんを演じさせてもらいました」とニヤリ。「撮影そのものは辛かったです。ずっと波瑠ちゃんとバトルするような、きついシーンが多くて精神的に休まらなかった。実際は3児の母ですが、随分な時間、名古屋に行くことになったので、子どもたちにも迷惑かけた。その意味でも辛かった」と振り返りつつ、「自分でも、理解できないぐらい辛い役だったが、このような役をいただけたことは女優冥利に尽きる。皆さんに楽しんでいただけるよう、ベストではないかもしれないですが、一所懸命演じました」と前を向いた。

 娘役の波瑠について「受けの芝居で凄く辛かったと思う」と気遣いつつ、「波瑠ちゃんは美しい人で、ご本人も繊細な方で、繊細で賢明でピュアな美しさがこのドラマを支えていると思った。彼女のいろんな意味の美しさがこの作品を支えているなという感じはした」と称賛した。

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