識者は紅白の内容に疑問「エンターテインメント性が強すぎる」

[ 2017年1月3日 09:15 ]

優勝した紅組司会の有村架純(右)は審査員の草刈正雄から優勝旗を受け取る
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 紅白歌合戦の視聴率はアップしたものの、番組内容そのものには疑問を呈す声も上がった。

 放送評論家の松尾羊一氏は「民放風の演出でエンターテインメント性が強すぎる。次から次へと出せば引っ込めを繰り返して、NHKで放送する意味がなくなった」と厳しい意見。紅白には「大みそかに家族で楽しむ風物詩」という役割があるとし「茶の間が大みそかの静かな夜に団らんできる紅白らしさを取り戻すべき。視聴率が上がったのは他の民放がだらしなかったからとしか言いようがない」と分析した。

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2017年1月3日のニュース