池井戸氏最新作「陸王」役所広司で来秋ドラマ化!「半沢」「下町」枠

[ 2016年12月29日 05:30 ]

 7月に発売された作家池井戸潤氏の最新作「陸王」が、早くもドラマ化されることが決まった。「半沢直樹」「下町ロケット」など同氏原作のドラマをヒットさせたTBSの日曜劇場枠(日曜後9・00)で、来年10月期に放送。役所広司(60)が主演する。

 企業再生の感動物語で、舞台は埼玉県行田市の老舗足袋業者「こはぜ屋」。役所は4代目社長の宮沢紘一を演じる。年々先細る足袋の需要から資金繰りに悩んでいた宮沢は、会社を守るため新規事業を立ち上げる。その事業とは、培った技術が生かせる「はだし感覚」を追求したランニングシューズの開発。従業員20人余の零細企業がさまざまな人の協力を得て大勝負に挑んでいく。

 役所は「宮沢社長は決して経営者として才能ある人物ではないけれど、彼には人をひきつける不思議な魅力があります。その魅力を試行錯誤しながら見つけていこうと思います」と話している。「ニューイヤー駅伝」の様子を盛り込むため、来年元日に行われる「第61回全日本実業団駅伝」で撮影を行う予定。

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2016年12月29日のニュース