相葉 東京D公演中に紅白司会“予行演習”「歌っていただくのは、嵐さんです」

[ 2016年12月29日 07:40 ]

 人気グループ「嵐」が28日、5大ドームツアーの東京ドーム公演を開催した。大みそかの「第67回NHK紅白歌合戦」で初めて大トリを務める5人の今年最後のライブ。初の白組単独司会となる相葉雅紀(34)はステージ上で“予行演習”を行うなど、準備に余念がなかった。

 中盤のトークで相葉は「第67回NHK紅白歌合戦、白組司会の相葉雅紀です」と司会になりきってあいさつ。直後の曲紹介でもニュースを挟んだ後の後半最初と想定し、「白組続いてはこの方です、松本潤さん。出会いもあれば別れもある、“Baby blue”。どうぞ!」とソロ曲を歌う松本潤(33)を送り出した。

 相葉にとって、例年にも増して大忙しの年末だ。26日からこの日まで東京ドーム公演を行い、きょう29日からは紅白のリハーサルに参加する。午前中にNHKホールに入り、司会として出場歌手全員と面談。あす30日以降は、実際の進行通りに実施するリハーサルに出ずっぱり。嵐としてステージの音合わせもある。

 緊張もあるようで「明日からNHKに入るから、今日が終わってほしくない」と本音もチラリ。とはいえ、勝負には負けたくない。「優勝旗を持ちたい」と力を込めた。

 嵐としては初の大トリの大役。櫻井翔(34)が「大トリが発表されて誰かから連絡来た?」とメンバーに聞くと、大野智(36)は「俺はない。何もない」、二宮和也(33)も「来ないよ。何しても来ないよ」と笑わせた。アンコール最後の曲では相葉が再び司会者となり、「白組最後の曲になりました。歌っていただくのは、嵐さんです」と紹介した。

 今回のツアーでは新たな試みにも挑戦。それぞれが1曲ずつ、5人で歌う曲のステージ演出などをプロデュース。最新アルバム「Are You Happy?」の収録曲を中心に28曲を披露した。5大ドームツアーは通算8回目で、来年1月8日の福岡・ヤフオクドーム公演まで5カ所18公演。85万5000人の動員を予定している。

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2016年12月29日のニュース