ベッキー、正月特番に出演 ピース又吉に“眠れぬ夜”赤裸々告白

[ 2016年12月28日 06:30 ]

ABCテレビの正月特番に出演する(右から)博多大吉、又吉直樹、ベッキー
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 タレントのベッキー(32)が、ABCテレビの正月特番「又吉大吉の眠れない夜を乗り越えて」(1月2日後11・40、関西ローカル)にゲスト出演する。共演機会も多く「マッピー」と自ら名付けた愛称で呼ぶお笑いコンビ「ピース」又吉直樹(36)に心を開き、不倫騒動で眠れなかった夜について赤裸々に告白。又吉の芥川賞受賞著書「火花」に心救われたことも明かした。

 過去の共演番組で見せた“ベッキー・マッピー”コンビは健在だった。騒動後初、約1年ぶりの共演に「元気そうで良かった…。傷つきながらも前に進める…素敵です」としどろもどろに話す又吉に、ベッキーは「今のとりあえず言ったやつ〜」とお見通し。来春、俳優を目指し渡米するピース・綾部祐二(39)に代わり又吉の相方もできそうな絶妙な掛け合いをみせ、「綾部さんよりマッピーの気持ちが分かる瞬間がある」とアピールした。「テレパシーが通じる時があると思うんだけど、片思いかな?」と言うと、又吉も「そんなことないです。綾部より僕のボケを、子どもを待つように辛抱強く待ってくれる」と返し、相性の良さを認めた。

 同番組は、又吉と「博多華丸・大吉」博多大吉(45)が眠れない夜を過ごした著名人を囲み、視聴者に代わって時にきわどい質問をぶつけるトーク・バラエティー。ベッキーは「多くの人に迷惑を掛けた側だと分かった上でですが、眠れない夜もあった」と吐露し、「泣き疲れたら眠れた」などと、実家から一歩も出ない4カ月間の謹慎生活を振り返った。またその際、「火花」を読破。最終頁の“生きている限りバッドエンドはない”の一文に「どれだけ支えられたことか。マッピーの選ぶ言葉が素敵で、浄化されるような本だった」と感謝を伝えた。

 大吉から「外出し始めると人目が気になる?」と聞かれると、「復帰後は、笑顔で歩くだけで“騒いでた”“反省してない”と取られるかもと思い、しばらくは顔を隠して静かに大人しく…無味無臭の時間を過ごしました」と苦笑いした。

 重い話だけでなく、ライブでのハプニング発生時に取った謎のスプーンを使った行動や、学生時代の恥ずかしい失恋話なども披露。ブランクを感じさせない巧みな話術で沸かせ、又吉に「やっぱりバラエティーに居て欲しい人」と言わしめた。

 8月に切ったという約20年ぶりのショート・ヘアで心機一転。来年は「ゼロから増やしていく楽しみがある。ずうずうしいですけど、とにかくたくさんお仕事したい」と、新人の気持ちで謙虚にがむしゃらに働くことを誓っていた。

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