ASKA 尿すり替えはえん罪被害阻止 釈放から一夜、ブログ連発

[ 2016年12月21日 05:30 ]

ブログを連続更新したASKA
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 覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕された歌手のASKA(58)が不起訴で釈放され一夜明けた20日、自身のブログを更新し、警察に「お茶」を任意提出したことについて「尿を出してしまったら終わりだ。必ず、陽性にされてしまう」と、えん罪被害を受けないためだったと説明した。一方、その「お茶」から覚醒剤の陽性反応が出たことには「科捜研(の鑑定)に間違いはない」とも記した。

 嫌疑不十分で不起訴処分となったASKA。釈放から約1時間半後に「無罪です。さまざまなことは、また、改めて書かせていただきます」とブログで予告した通り、この日さっそく更新した。

 正午すぎに記したブログで「なぜ、僕が検尿で、お茶にすり替えたのか?」と“核心”に言及。11月25日に「盗撮されているから確認してほしい」と自ら110番した際、駆けつけた捜査員に尿の任意提出を求められた経緯を説明した。

 通報後に9人の警察官が自宅に来たという。パソコンの遠隔操作被害を訴えると「訳の分からないことを言っている」と、薬物事件を担当する警視庁組織犯罪対策5課(組対5課)の捜査員が呼ばれたという。

 捜査員に尿の提出を求められると察知したASKAは「尿を出してしまったら終わりだ。必ず陽性にされてしまう」と、同課に覚醒剤の陽性反応が出たことをでっち上げられると判断。「尿ではなく、スポイトで吸い上げたお茶を出してみよう」と思い立ったという。

 同課が「尿」として任意で採取した液体は、科学捜査研究所(科捜研)の鑑定で陽性反応を示したが、ASKAは11月28日の逮捕後に、この液体を「お茶」と供述。捜査側はこの供述を覆せず、嫌疑不十分となった。

 仰天の釈放劇同様、ASKAのブログも急激な主張の変化を見せている。不可解とも取れるのは「お茶から陽性反応が出ることはありえない」と訴えた30分後には、「科捜研に間違いはない」と陽性の鑑定結果自体を肯定するような見解を示した。この真逆の変化について、刑事事件に詳しい嵩原安三郎弁護士は「仮に提出したのがお茶だったとしても、陽性反応が出ると分かっているお茶を当時は持っていたということ。覚醒剤所持を告白しているようで危険な記載だと危惧される」と指摘した。

 元々ASKAは逮捕直前にはブログで「尿検査をうけました」「科研が調べたのであれば、無実は証明されているはずです」と“無実の尿”を提出したことを明かしていた。依然、不可解な部分が残っているだけに、ASKAの新たな説明が注目される。

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