映画「湯を沸かすほど…」中野量太監督“熱い涙”止まらず 津川雅彦も「実に爽快」

[ 2016年12月17日 10:30 ]

「新藤兼人賞2016」の授賞式で感極まり号泣する中野量太監督
Photo By スポニチ

 今年も映画賞レースの季節が到来した。序盤から多くの賞に絡んでいるのが「湯を沸かすほどの熱い愛」だ。今月2日に都内で行われた「新藤兼人賞2016」の授賞式では、中野量太監督(43)が“熱い涙”で会場を沸かせる一幕があった。

 日本映画製作者協会に所属するプロデューサーが「この監督と組んで仕事をしてみたい」「今後この監督に映画を撮らせてみたい」という観点から優れた新人監督を選ぶ賞。中野監督は金賞を受賞し、マイクの前に立って「僕にとってプロデューサーは心から信頼してくれる人だと思っています」と語り始めると号泣。「ダメなんです、こういうの…」と顔を真っ赤にし、数分間、うつむいたり会場に背を向けたりしても涙は止まらず、「座って話します」と壇上の椅子に座りながらスピーチ。「挫折して一回映画からドロップアウトした。それでも支えてくれるプロデューサーがいました。映画はプロデューサーがいないと成立しない。プロデューサーが選んでくれたこの賞は僕の誇りです」と涙ながらに喜びを語った。

 続いてあいさつに立った「ケンとカズ」で銀賞の小路紘史監督(30)は「僕も泣く準備をしていたんですが…」とタジタジ。乾杯の音頭を取った俳優の津川雅彦(76)は「実に爽快な号泣でした」と称え、会場もその涙に温かい拍手を送った。

 「湯を…」は、余命短い母親と家族の物語。病気モノではあるが前向きなメッセージにあふれ、劇場では号泣する観客が続出している。公開は小規模ながら、SNSなどでは高評価の口コミがつづられ話題“沸騰”。監督の直球の熱さが観客に伝わっている。(記者コラム)

続きを表示

「美脚」特集記事

「嵐」特集記事

2016年12月17日のニュース